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歴代のフィリピン大統領(Former Philippine President)

8代 カルロス・ガルシア(Carlos Garcia)

8代 カルロス・ガルシア(Carlos Garcia) 就任期間:1957年〜1961年 出身:ボホール州

カルロス・ガルシア(Carlos Garcia)は、第8代大統領。第3次共和国第4代大統領。 1896年11月4日ボホール州タリボンで生まれ、1923年にフィリピン大学法学部を卒業します。司法試験に合格し、教師から下院議員、ボホール州知事、1941年から1953年まで上院議員を務めました。太平洋戦争中の日本軍占領期には積極的に抵抗運動に加わりました。1953年、国民党からマグサイサイ大統領と共に副大統領に当選、外務長官を兼任します。1957年3月、マグサイサイ大統領の死によって大統領に昇格し1957年の選挙で再選します。当時史上最悪の腐敗選挙といわれました。 フィリピンの経済的自立を目指し、保護主義政策をとりますが、工業化の成長速度は鈍り、貿易赤字を解決することは出来ませんでした。米国との強力な伝統的結びつきを維持、アジアの非共産国との関係強化を目指しました。1959年には軍事基地協定の改定で米国と合意。1960年には日本と日比友好通商航海条約に調印。1960年、汚職防止法を成立させました。1961年の大統領選では自由党のマカパガル副大統領に破れ、マルコス政権下の1971年、憲法制定会議議長に選ばれましたが、3日後に亡くなります。享年76歳。

(Photograph from Wikipedia)

カルロス・ガルシア サイン

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