歴代のフィリピン大統領(Former Philippine President)
14代 グロリア・マカパガル・アロヨ(Gloria Macapagal Arroyo) 就任期間:2001年〜2010年 出身:マニラ
グロリア・マカパガル・アロヨ(Gloria Macapagal Arroyo)は、第14代大統領。第3次共和国第10代大統領。 1947年4月5日マニラ市で生まれ、1964年ワシントンのジョージタウン大学に留学します。後にアサンプション大学商学部卒業、アテネオ・デ・マニラ大学で経済学修士号、フィリピン大学で経済学博士号取得します。アキノ政権下で貿易産業省次官に就任。1992年の上院選に当選、1995年には1,600万票を獲得して再選されました。1998年には1,300万票を獲得してエストラダ政権の副大統領に就任し、社会福祉開発省長官を兼任します。 2001年1月16日エストラダ弾劾裁判で、最高裁が大統領の空席を宣告した後、同月20日にダビデ最高裁判所長官の前でフィリピン共和国第14代大統領を宣誓します。これに対してエストラダ派からアロヨ大統領の正当性を疑問視する声が高まり、デモや暴動が起こりました。2004年の大統領選挙に再度立候補し当選します。公金を選挙資金に流用した疑惑がありましたが、2004年6月24日、議会によって当選を認められ、同30日セブ島で大統領就任式を挙げます。 2011年11月18日、2007年の上院選に絡んだ選挙法違反容疑で逮捕され、2012年10月4日には、公金の不正流用の疑いで警察に再逮捕されます。2012年10月12日には、頚椎疾患のためマニラ軍病院へ入院します。 第9代大統領ディオスダド・マカパガルの娘。
(Photograph from Wikipedia)