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1948年以前のポルシェ(Porsche before 1948)

1922年 アウストロ・ダイムラー ADS R サーシャ(Austro Daimler ADS R Sascha)

1906年から1923年にかけてフェルディナント・ポルシェ(Ferdinand Porsche)は、アウストロ・ダイムラー(Austro Daimler)でテクニカルディレクターとして働いていました。 サーシャ(Sascha)は、1リッターエンジンを搭載した2シーターで、現存している2台のうちの1台。もう1台はハンブルグのプロトタイプ・コレクション(Prototype collection)が収蔵しています。
サーシャとは、開発プロジェ クトに資金を提供したファクトリーのオーナー、アレキサンダー “サーシャ“ コロ ラット伯爵のことで、1922年フェルディナンド・ポルシェが、アウストロ・ダイムラーで設計したスポーツカーに伯爵への敬意を示して、サーシャと名づけたことにより、伯爵は世界中でサーシャと呼ばれるようになります。 バルブ・トレインは技術的な最高傑作として歴史に残るもので、上部に配置された2本のカムシャフトは垂直シャフトにより稼働され、1089cc4気筒エンジンに45PSのパワーは、1920年代当時で時速144kmが実現されました。

ポルシェミュージアムにて(At Porsche Museum)

諸元

■ 車名:アウストロ・ダイムラー ADS R サーシャ(Austro Daimler ADS R Sascha)
■ ホイールベース:-mm 重量:598kg
■ エンジン:水冷直列4気筒OHV 1,099cc 45hp/-rpm

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