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旅2007年 (Journey 2007)

静岡県:富士スピードウェイのコジマ・フォード

静岡県:富士スピードウェイのコジマ・フォード

富士スピードウェイは、静岡県駿東郡小山町にあるサーキットで、1966年に開業しました。2004年に改修工事が行なわれ、2005年4月に全長4.563kmのサーキットとしてリニューアルオープンしました。
2007年 F1日本グランプリは、富士スピードウェイで28日にフリー走行、29日に予選、30日に決勝が行われました。富士スピードウェイで行われるF1日本グランプリは、1977年以来30年ぶり3回目となります。1978年から2006年までのF1日本は、鈴鹿サーキットで行われていましたが、2007年、2008年は富士スピードウェイで行われることとなり、2009年からは、鈴鹿サーキットと交互開催になる予定と言われています。
コジマ・フォードは、1976年、富士スピードウェイで行われた、第1回F1日本GP出場のコジマ・フォード。大会名は、「F1世界選手権・イン・ジャパン」でした。スタート直後は大雨のため、レースを中断するドライバーもいましたが、途中から雨が上がり、タイヤ交換などで順位が激しく入れ替わり、混乱した展開となりました。 長谷見昌弘は、コジマからスポット参戦し、予選1回目で4位となり、2回目セッションの最終コーナで、サスペンショントラブルによりコースアウトし、クラッシュしてしまいます。マシンは、決勝レースまでに走れる状態に再生されましたが、事故前のコンディションには戻らず、完走はしましたが、7周遅れの11位となりました。長谷見は、1980年に国内レース史上初の4冠を達成。1992年のデイトナ24時間レースにおいて、林義正率いる日産ワークスで、星野一義、鈴木利男と共に日本人ドライバーによる日本車初優勝を成し遂げます。
シャシー名 コジマKE007、ホイールベース 2500〜2690mm、トレッド 1400mm/1450mm、重量 578kg
エンジン名 フォードコスワースDFV、V型8気筒2993cc、465bhp/10500rpm

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