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池上梅園の聴雨庵

東京都:池上梅園の聴雨庵(ちょううあん)

池上梅園池上梅園は、東京都大田区池上2丁目2番13号にある池上本門寺西側の斜面にある庭園で、種類で30種370本の梅が植えられているそうです。他にはツツジやボタン等も多く植えられていて四季折々の花が楽しめるそうです。
池上梅園は、戦前には日本画家伊藤深水の自宅兼アトリエのあったところでしたが戦災で焼失し、戦後になって築地の料亭経営者小倉氏の所有となり、南半分を拡張して別邸として使っていたそうです。小倉氏が亡くなった後、庭園として残すことを条件にご遺族から東京都に譲渡され、1978年(昭和53年)に大田区に移管、植林や拡張を経て現在の池上梅園へ至っているそうです。
聴雨庵(ちょううあん)は、1957年(昭和32年)に発足した岸内閣で外務大臣を務めた政治家、藤山愛一郎所有の茶室だったもので、1983年(昭和58年)に藤友倶楽部から大田区へ寄贈されたものだそうです。戦時中の1944年(昭和19年)、この聴雨庵で、岡田啓介、米内光正、末次信正らを集めて東条内閣打倒の密議が行われたそうです。

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